2010年07月27日

水沢東バイパス(2009年9月)

国道4号 水沢東バイパス

MizusawaHigashiBP-0909-12.jpg

国道397号との交点。


国道4号 水沢東バイパス (2009年9月中旬撮影)

総延長9.6km。うち、4.6kmが供用済み。
残る5kmの開通時期は未定。
この道路、事業化は昭和60年、昭和63年用地着手、平成4年工事着手。
現在、平成22年。
現在は国道397号から、国道343号までの1.1kmについて用地確保を推進していると。

事業化から四半世紀。
なぜこんなにも時間がかかっているのか。
こちらによると、「設計協議及び埋蔵文化財発掘調査等に多くの時間を要したため」だそうで。

バイパスの一部開通で混雑も若干解消したようだが、
まだ旧道が主として利用されている
混雑時、特に冬期は混みあい、東北道の通行止めも重なると大渋滞が発生し麻痺する。
(冬期混雑の走行時間短縮便益はB/Cには反映されていない)
バイパスの早期開通を望みたい。


(注)画像は昨年のもの。

画像は金ヶ崎バイパス区間から。
東北道水沢ICから降りたところを南進。

MizusawaHigashiBP-0909-01.jpg

MizusawaHigashiBP-0909-02.jpg


ちなみに金ヶ崎バイパスは昭和56年(1981年)9月に開通
ここで「お?」と思った方は鋭い。


MizusawaHigashiBP-0909-03.jpg


今現在は垂直に近い形で旧4号に立体交差している。
東バイパス自体の最初の動きの都市計画決定は昭和57年なので、
構想はあったとしても接続はカーブになっているはず。
そう思い航空写真で確認してみると、



やはり当初はカーブ接続だったようだ。
特に驚くような事でもないけれども、
現在地上からだと少し分かりにくいので記しておく。

MizusawaHigashiBP-0909-04.jpg

ここからバイパス区間。なお、撮影は早朝なので車が少ない。
盛岡バイパスにはない立体交差がインターから3つ続く。
江刺からの交通もあり、元々の交通を考えると贅沢とは思わない。

MizusawaHigashiBP-0909-05.jpg

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このあたりから、立体化構想でもあるのか盛り土が多少上下する。

MizusawaHigashiBP-0909-08.jpg

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このあたりで、航空写真では2.5倍から3倍くらいの用地。
立体化構想か?

MizusawaHigashiBP-0909-10.jpg

MizusawaHigashiBP-0909-11.jpg

MizusawaHigashiBP-0909-12.jpg

地図等を見ると、ここから先は住宅が今までに比べ多い地域を通過するようで…
開通が遅れない事を祈るのみ。


[参考サイト]
岩手河川国道事務所-国道4号水沢東バイパス改築事業
国交省-再評価結果(平成22年度事業継続箇所)

国交省-前回再評価後5年経過
岩手河川国道事務所-平成17年度事業概要-沿革
posted by サフラン at 00:00| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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